千葉民主商工会

婦人部

女性の視点を生かし、くらしと営業を切り開く多彩なとりくみを元気にくりひろげています。
業者婦人は商売に携わりながら、家事や育児もこなし、一生懸命はたらいています。
婦人部では商売のこと、生活のこと、子どものことなどを話しあい、励ましあっています。
また、学習会や自治体交渉なども積極的におこなっています。

時代遅れの「所得税法第56条」をご存知ですか?

●所得税法第56条を廃止して、「私の働き分」を認めて!●
家族従業者の8割を占め、営業上の重要な役割を担っている業者婦人は所得税法第56条・「配偶者とその親族が事業に従事したとき、対価の支払いは必要経費に参入しない」(条文要旨)があるため、正当な働き分を認められていません。 家族の働き分は、全て事業主の所得に合算される-明治時代の家父長制度そのままに、人格や労働を認めない人権侵害の法律を変えましょう。男女平等社会の実現には不可欠の課題です。 私たちは長年、所得税法第56条の廃止を求めて運動し、9回にわたって国会に請願してきました。ぜひ、請願署名にご協力ください。

働き分が認められず、こんなに困っています。

  • 下請け業者の工賃や小売業者のマージンが低く押さえられているのは働き分が反映されていないから。
  • 社会保障が劣悪。老後は暮らせないほど低い年金しか受けられません。
     休業保障、失業給付、出産休暇、育児休暇、介護休暇などは全てありません。
  • 子どもを保育園に入れるとき、所得証明がないので、民生委員の「家業を手伝っている」との
     証明書をつけなければならない自治体も。