千葉民主商工会

トピックス

カード作らない」をもっと広め廃止を

マイナンバーも消費税と同じ 慣れてしまえばカードの強制化も・・
千葉民商では11月6日マイナンバーの学習会を3回に分けて行い、19名が参加しました。
 前半1時間で商工新聞10月5日付8面「マイナンバー対策、民商で語り合おう」の読み合わせを行なったのち、京商連作成の「5分でわかるマンナンバー制度」と商工新聞号外を使い制度の狙いを学習しました。
 その後7月に国会で行われた「緊急シンポジウム」のDVDを視聴、中小業者がどのようなことを行わなければいけないのかを具体的に学びました。
 後半は質問を受けたり、意見交換を行い交流しました。
 Oさん=塾経営=は「私はカードを申請するつもりもないし、従業員から集めるつもりもない、自分のナンバーの管理も怖いのに、人様の大事な情報なんて管理したくない」さらに「民商でもっと分かりやすいチラシを作成して、広く知らせるべき」と意見も頂きました。
 Mさん=一人親方=は「この間会社で健康診断を受けたが、ひとつ番号を書き間違えただけで他の人の情報が出てきてしまうというのは、大変な問題だと思う」と情報漏えいについて心配な声も。
 Kさん=建築=は「よく分からない人はカードは作らなきゃいけないものだと思っているだろうし、会社に提出しなければいけないと思っている、元請との関係もあるので、考えてみる」「私の周りではカードを申請しない人が多い、この前テレビでもマイナンバーを批判する放送してたし、作らなきゃいけないって思ってる人って少ないんじゃない?」「消費税も最初は3%で導入された、3%ぐらいならいいかという雰囲気だったが、今や10%になろうとしている、マイナンバーも最初は任意だけど、いつ強制になるか分からない」
と様々な声が出されました。

消費税の10%実施も私たちの署名の力で延期させる事ができた。マイナンバーもたくさんの署名を集めて中止にするよう広めてもらいたいと商工新聞号外と署名を各自持ち帰りました。
 実際の運用は来年からになるので、今のうちに多くの会員さん、読者さん、さらに知り合いの方達にもマイナンバーの中身を知らせ住基カードのように制度を骨抜きにさせる為に今後も学習会を開いていきます。

若松支部主催「会津若松1泊2日バス旅行」

白虎隊の歴史にふれ「平和でこそ商売繁盛」の意味を見つめ直す。
9月25・26日支部主催で会津若松へ1泊2日のバス旅行を開催し、会員・事務局19名が参加しました。
 バスの中では旅好きの役員の名ガイドのおかげで、あっという間に目的地に到着しました。
 昼食のあと野口記念館と生家を見学。
 飯盛山のお土産屋の店員さんが方言を交えて白虎隊の話をしてくれました。
 「負傷者を抱えながら郊外の飯盛山へと落ち延びたとき、ここから眺めた戦闘による市中火災の模様を目にし、総勢19名が鶴ヶ城周辺の火災を目にし落城したと誤認して悲観し自決した」
 白虎隊は13歳~17歳の武士の子供達で構成されていたそうです、時代は違えど争いが起こればこれからの未来を担う若者達の命を奪ってしまう事になる、やはり平和でこそ商売ができるんだ、との思いを改めて確認しお墓に手を合わせました。
 会津の街並みも風情のある所で、駅舎もかやぶき屋根といろりがありました。
 夜は東山温泉で宴会のあとカラオケや温泉で楽しみました。

 翌日は大内宿の散策、江戸時代を彷彿させるような風情でした、市の条例で勝手に建物を売買したり、立て直し、取り壊しなどは禁止され、それぞれのお店が工夫して手作りの小物や飲食物を販売しています。
 地域の良さを生かして外部の力を借りずに観光地として地域循環型の経済がしっかりと形成されているのを感じました。
 昼食のあと「塔のへつり」を見学しあっという間に帰宅の時間になりました。
 両日とも昼食は現地の会員さんのお店を利用させていただき、たっぷりとサービスをしてもらいました。
 「30年来行きたかった場所にこれてよかった」「ゆっくりと温泉に入れてよかった」 とそれぞれ楽しんでもらえ、支部役員も「来年もやろう」と次回の計画を立てる予定です。

戦争法案廃案へ、8.30大行動 千葉民商から20名が参加 市内の集会・デモにも参加

8月30日、千葉民商から「戦争法案絶対廃案」の気持ちを胸に国会前・千葉県母親大会・ピースフェスティバルの3カ所に合計20名の会員さんが参加しました。  その中で国会行動に参加したOさんの手記を紹介します。
~親子三代で国会へ~
 8月30日、時々小雨降る中、京都から来た娘と大学生の孫、そして夫と私4人で、車椅子を担いで、いざ永田町へ。何としても「戦争法案」を廃案にしたい思いで、一週間前から手作りのプラカードを何枚も作り、若葉9条の会でも参加を呼びかけました。

 私たちは国会まで出向いてデモに参加するのは初めての経験でした。
 永田町駅に着くと、すでに2番出入り口はデモの人々であふれており、とても前へ進められず、その場でみんなと合流し、プラカードを掲げました。
  「戦争法案廃案!」
 「9条を守ろう!」
 「安倍政権退陣!」 など、大きな声を上げながら訴えました。
  作家の森村誠一さんや作曲家の坂本龍一さんもマイクを握って反対の意思表明をしていました。
  雨にもかかわらず、12万人もの人々が全国から国会へ集まり、国民の怒りと熱気を感じる集会でした。

午後4時過ぎに集会が終わり、やっと身動きがとれ、周囲を見渡すと、赤ちゃんをだっこした若いお母さんや、小学生を連れて参加したお父さん、お母さんの家族連れの姿も多く見られました。
京都から参加した娘は、自分の息子に「いい経験になった」と言って、夜行バスで帰って行きました。若い人たちも多く、みんなの思いが、国会に届いてほしいと願っております。